最近普及してきたeSIM、開通も速いしSIMという個人情報の塊を持ち歩くリスクも減らせて非常に良いのですが、昔のeSIM非対応の端末を回線につなぐ必要が生じた際にどうしようもなくなってしまいます。 先日急いでiPadAir2でデータ通信がしたい時があったのですがeSIM非対応だったために諦めざるを得ませんでした。
そんなわけで、次同じような状況になった場合に備え、eSIMを物理SIM化できる「eSTK.me」を購入してみました。 昔の端末やモバイルルーターだとeSIMに対応していなかったりするのでそういうのに使うと便利だと思います。
かんたんスペック
ESTKme-AIR | 5ber Standard | |
---|---|---|
保存可能プロファイル数 | 2 | 15 |
ダウンロード回数 | 無制限 | 2(追加購入可能) |
ドコモ系回線 | ◯ | × |
値段(送料込み) | 124HK$(約2,300円) | 12$(約1,700円) |
有名どころの5berとの比較表です。 どちらも一番安いプランにしています。
eSTK.meの特徴はドコモ回線が使えることと、eSIMプロファイルのダウンロード回数が無制限なことです。 一度に保持できるプロファイル数は少なめですが、そんなに大量の回線を契約して使い分ける気もないので特に問題ないかな。
通常価格だと5berの方が安いのですが、私が買った時はセールとクーポンで安くなってて1,700円だったのでeSTK.meにしました。
届いた
注文から3日で届きました。 はや〜い
端子部分はあまり見ない形状をしていますね。
セットアップ
iPhoneで使用する場合でも、最初のセットアップはAndroidから行う必要があります。 Androidを持っていない場合は、専用のリーダーを買えばPCでもできるみたいですが中古のAndroidでも買った方が安上がりだと思います。
Andoirdに届いたsimを入れます。
私は今回は昔使っていたXperia XZ1 compactを使用しました。 ドコモ版ですがau回線のPovoのプロファイルインストールにも問題なく使えました。
eSTKの公式サイトからEasyEUICCのAPKをダウンロードしてインストールします。
起動するとこんな感じ。 昔の端末だからか右下のボタンが見切れちゃってますが、これをタップ。
右下の次へを押してくだ... 押せない!
横画面にしたら押せるようになりました。 よかった〜
eSIMプロファイルをダウンロードする画面まできました。
ここまできたらいったん回線業者のサイト・アプリに移りましょう。
今回はPovoを例に解説しますね。
eSIMを発行して進めていくとこのような画面になります。
eSIMプロファイルをダウンロードをタップするとページを開いているスマホに直接インストールされてしまうので、ボタン下のこちらを開いてください。
そうするとQRコードが表示されるのでアプリから読み取ります。 同じ端末でやっている場合はスクリーンショットをとり、ギャラリーからスキャンしてあげるといいでしょう。
QRコードをアプリで読み取ってあげると、こんな感じに必要情報が自動入力されます。 オプションはそのままでokです。
次へをタップ
プロファイルがダウンロードされていきます。 全部終わったら次へをタップ
これでダウンロードは完了です!
縦3点リーダから有効化してあげましょう。
今回はiPhoneで使いたかったのでiPhoneに入れてやります。
起動するとなんかでかでかと画面に表示されました。よくわかんないですが了解でいいのかな
スピードテストをまわしてみました。 問題なく通信できていますね。
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