アプリを作るためにMacに乗り換えた結果、元々つかっていたキーボードが合わなくなってしまいました。
そんなわけで新しいキーボードを探していたところ、ErgoDoxEZというよさげなキーボードを発見。 今までに見たことのない形だったこともあり、欲しくなってしまいました。 でも結構高いな〜ということで断念...できるわけもなし。 さらに調べていると、ErgoDoxという自作キーボードに出会いました。 自作なのでお安くあがりそう! ということでErgoDoxをつくってみることにしました。 基板をフリマサイトで購入できたこともあり、制作費は一万弱に収まりました✌️ やはり自作は最高ですね。
材料紹介
パーツはマルツ・アリエクスプレス・フリマサイトで揃えました。Teensy2.0は国内で探すのは困難なのでアリエクで購入することをお勧めします。
キースイッチはOutemuというところの茶軸にしました。思ったよりも抵抗が強いです。
ちなみに写真に写っているtrrsケーブルは三極(trsケーブル)だったので買い直しになりました。かなしい。
組み立て
USBCで繋げるようにする
本来はmicroBになっているところをUSB Cにしました。 ケーブルの種類を減らせるため精神衛生上とても良いです。 ただ、スルーホール型ではない端子パーツを買ってしまったために、テープで絶縁してゴリ押しで実装するはめになりました。 みなさんはスルーホール型を買うようにしてくださいね。
私のケーブルは緑がGND、赤が5V、青がD+で白がD-でした。ケーブルによって異なる可能性があるのでテスターで確認することをお勧めします。
キーキャップをつくる
真四角?型の普通のキーキャップの3Dデータは検索して見つかったのですが、縦長と横長のものは見つからなかったのでBlenderで改造して作りました。
Thingiverseというサイトにあげてあります。
他の方がアップロードしてくださっているもの/ 山猫の作った横長と縦長のもの
積層型の3Dプリンタで出力したものですが問題なく使えます。リンク先に書かれているように、キーの高さを低くするとイイ感じです。
ファームウェアを焼く
こちらのサイトで焼くのが一番楽だと思います。
私はこんな感じにしてみました。一部のキー(SysRq)などはKarabinerでよしなに変換するようにしています。
CやVなどのキーを長押しすることでコピーやペーストなどのショートカットを実行できるようにしました。 片手でパッと操作できます。おすすめ。
感想
黄緑色が予定よりもビビッドでしたが、柔らかい雰囲気の色合いのキーボードになりました。 お部屋に安らぎを与えてくれます。 ケースやキーの色を好きに選べるところも自作キーボードの利点ですね。
実は制作してから2ヶ月ほど経っているのですがなかなか慣れません。 慣れるためには使うことが一番だとはわかっているつもりなのですが、やっぱりノートのキーボードに逃げてしまいます。 デスクトップに繋いで使わざるを得ない状況にするしかないかな...。
私が手に入れた基板はダイオードが既に実装されていたものだったこともあり、けっこう楽に作ることができました。 時間はかかりますが難易度自体はそれほど高くないと思います。 お得にセパレートキーボードを手に入れられ、その上なかなか楽しめますので、みなさんもぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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